STOP DRINKING

禁酒やお酒の問題とその解決法について書きます。

禁酒中とそうでない時の時間の使い方

【昨日の夜】

19:00    スポーツジムで1時間半筋トレ ¥0

20:30    大学の図書館で1時間勉強 ¥0

21:45     帰宅して残り物で晩ご飯 ¥0

23:00       風呂

23:30       就寝

6:00         起床

合計:   ¥0 睡眠時間7時間

体調:   OK・やる気十分・筋肉痛が心地よい・大学の本の勉強がとても面白い

 

 

【お酒を飲んでいた頃】

19:00        1件目 居酒屋 ¥20,000

22:00       2件目 イタリアン ¥12,000

24:00       スーパーかコンビニで酒とつまみを買う ¥2,500

2:30          飲みながら寝る

7:00          起床

合計:   ¥34,500  睡眠時間4時間半

体調:  眠い・気持ち悪い・ 風呂面倒くさい ・酒臭い・やる気出ない・ 1日ダメになりそう・イタリアンの記憶がほとんどない

 

大金払って翌日地獄。

お酒は本当に意味ないのが明らかなのに、なぜ大酒を飲んでしまうのか。

 

酒は怖い。

 

 

 

禁酒と人生の法則

「今楽しいことは、将来の不幸の原因となり、今辛くて苦しいことは、将来の幸せに繋がる」

 

これは人生の法則だ。

 

飲酒・サボり・無駄な買い物・衝動的な怒り・先延ばし癖・SNSyoutube

 

これらは全てやっているときは一瞬楽しかったり気が晴れたりするものの、短期・長期で大きな代償を払わされる。

 

逆に、

 

禁酒・勉強・人一倍働く・倹約・我慢・前倒しでやる・SNSyoutubeだけではなく、ネットやテレビを極力見ない・読書・ジム

 

などは、やっている時は辛いが、後で大きな幸福を与えてくれる。

 

お酒はこの原則が当てはまる際たるものではないのかと思う。

 

「今楽しいこと」には誘惑があり、それをどう振り切るのかが問題だ。

 

お酒を飲めば人生を転落させる大きなリスクがあるのも関わらず、飲んだら楽しい・美味しいということだけを頭に思い浮かべ、飲酒をしてしまう。

 

悪魔の誘惑をどう振り切るのかが問題だ。

 

一方、「今辛くて苦しいこと」をやり切るには、「辛くて苦しい」をどうにかして「楽しい」に変えて、自分のモチベーションを引き出すことが必要だ。

 

禁酒を継続できるようになると、禁酒だけでなくその他のことにも禁酒で得たノウハウを活かして、将来の幸福のために行動することができるようになる。

 

お酒の害がなくなるだけではなく、人生をどう生きるかというスキルもアップする。

 

禁酒は色々なことを教えてくれる。

お酒と筋トレ

筋トレを続けていると色々なところが痛くなる。

 

スポーツをしているわけではないのに、怪我をする。

 

特に私のように身体が固い人はなおさらだ。

 

だから、定期的に治療に行く。

 

整体は治療してもらった後は調子がよくはなるのだが、やってもらう最中がとにかく痛いので、最近は鍼にいくようにしている。

 

鍼の治療は、たまにちくっと痛い時もあるが、整体に比べたらよっぽどマシだ。

 

痛さは100分の1くらいなのに、効果は整体以上に良い。

 

値段も整体よりも高いが。

 

その鍼の先生に言われたが、筋トレをして大酒を飲むと肝臓にとても悪いらしい。

 

その理由は、筋トレもお酒の分解も肝臓を使うから。

 

プロレスラーや力士が早死にしてしまうのも、あれだけの運動をして筋肉ももりもりつけるのに、信じられないぐらいの大酒を飲んでしまうから肝臓がイカれてしまうからなのだとのこと。

 

筋トレを始めてから、同時期に始めた同年代よりも筋肉のつき方が良いのは、お酒で肝臓を鍛えていたからなのかもしれない。

 

酒をやめても私の肝臓はたくさん働いてもらわないといけないのだ。

禁酒をやめてしまったら

これまで何度か禁酒をしていたのにも関わらず、やめてしまったことがある。

 

禁酒の期間にもよるが、一番の問題が、禁酒をした後に飲み始めると酒が強くなってしまっている(酒に飲まれてしまうのだから、「強い」という表現は適切ではないが)ことだ。

 

長い間飲んでいないと、最初は、1杯が飲みきれなかったり、2杯くらいでもういらないという状態になれたりして、

 

「正常な人の飲み方ができるようになった!!」

 

と喜んだりもする。

 

それがしばらく経つと飲めるようになるどころか、禁酒前の酒量を超えて飲めるようになり、そうなってしまうと、なんだかんだ言い訳をつけて毎晩飲みまくる生活に戻ってしまう。

 

何十年も禁酒をしていた人が、飲んでしまった挙句に亡くなってしまうというのも、同じなんだろうと思う。

 

「禁酒をやめると、さらにひどい地獄が待っている」

 

というのが私の結論だ。

 

それでは禁酒の期間が途絶えてしまったらどうすれば良いのか?

 

それはもちろん、「またやり直せばいい」、が答えだ。

 

禁酒中にお酒を飲んでしまった場合には、正常に飲めるようになったと勘違いしないこと、ちょっとだからいいかと自分を甘やかすのをやめること、そして、禁酒をしていた頃の日記やブログを見返して、一分でも早く禁酒を再開すること、は必須だ。

 

「問題飲酒者は、死ぬまで問題飲酒者だ」ということを忘れてはならないのだ。

 

 

 

 

 

 

 

禁酒がしばらく継続できるサイン

禁酒がしばらく継続できると、だんだんと自分の人生から酒が消えていく。

 

私の場合は1ヶ月くらいだったが、飲酒欲求がなくなるだけでなく、そもそも飲みに行こうとかいう選択肢が自分の頭の中から消えるようになる。

 

この期間は人によってまちまちだ。

 

このようになるまでが大変だが、こうなれば禁酒は数ヶ月単位で達成できるようになるサインといえる。

 

意識には顕在意識と潜在意識がの2種類がある。

 

顕在意識で禁酒をする場合には、意志力と自分の周りで起きる出来事に左右されてしまうことが多い。

 

そもそもが顕在意識で本能を制御するのは難しいし、顕在意識を使うとエネルギーを消費してしまうので、結果として意志力の低下につながり、飲酒してしまうリスクが高い。

 

車の運転と同じで、何も考えなくてもできるようになる状態にすることが、禁酒をスタートした人が行うべき最初のステップだ。

 

もっとも、潜在意識の段階になったからといって安心することはできない。

 

この状態になると、禁酒は簡単なものなんだと軽く考えてしまいがちで、その気の緩みにつけこんで、ある日突然ふとしたことであの「悪魔の飲酒欲求」がやってくる。

 

1年以上継続したのにも関わらず禁酒を失敗してしまった原因が、まさにこれだ。

 

車を何年も運転していると無意識にできるようになり、とても簡単のように思えるが、禁酒は無意識でできても決して油断できない。

 

この点が禁酒の難しいところだ。

 

潜在意識の段階まで来れた場合に、このような日記やブログを書くことは、「悪魔の飲酒欲求」対策として、非常に有効だ。

禁酒をしている有名人

禁酒をしている有名人がいる。

 

問題を起こした前園や中川家の弟、高倉健などは有名だ。

 

意外だったのはトランプ元大統領。

 

彼もお酒は全く飲まないらしい。

 

もともと飲まない有名人も入れば、問題を起こしてやめた有名人もいるが、もちろん自分は問題を起こしたグループに入る。

 

有名人もお酒をやめてからの方が成功している気がする。

 

とても励みになる。

 

禁酒中の会社の新年初日

昨日は2023年最初の出社日。

禁酒をしていなければ、初日は誰かと新年会という名目で飲み会に繰り出している日で、禁止中の身としては、正月や誕生日等と同じく「要注意」の日だった。

 

酒飲みの挨拶言葉である「飲みに行こう」を言わないこと、そして誘われてもうまく断ることを肝に命じて出社した。

 

例年通り、社員の3Qの振り返りを行ったが、そこでも「飲みに行こう」「飯に行こう」が出ないように細心の注意を払った。

 

結果、飲みに行く代わりに、来週、女性社員2人と私が禁酒を開始してから続けているジムに行くことになった。

 

今年こそはジムに定期的に通うという目標を立てているとのことで、それなら自分が行っているジムで一緒にトレーニングする?と誘ったら、是非とのことだった。

来週の金曜日だ。

 

禁酒を始めてからこれまでたくさんの人たちをジムに誘い、結果ジムにハマってくれた人たちがいるが、酒を飲むよりも一緒にトレーニングをして汗をかき、トレーニング器具の使い方やトレーニングの仕方を教えてあげて、終わった後にジムのバーでプロテインで乾杯する方が何倍もコミュニケーションが取れる。

 

酒を飲むと二日酔いになったり、何かをやらかしてしまったりという悪の効果が続くが、ジムは達成感と心地よい疲労感・筋肉痛とポジティブな効果が続き、その後のコミュニケーションも円滑になる。

 

ちなみに、ジムにはトレーニング器具がたくさんあるが、90%以上の人が使い方を間違えている。

きちんとトレーニングをしている人から正しい姿勢ややり方を学ぶ必要があり、またそれがわかるとトレーニングの楽しさは倍増する。

 

今年最初の要注意の日を乗り越えられただけでなく、来週の楽しみもでき、上出来の会社初日だった。