STOP DRINKING

禁酒やお酒の問題とその解決法について書きます。

お酒とお金

お酒を飲むこととお金の増減がどのように関連しているのかは、人によって様々だ。

 

コロナ前は、

「取引先とお酒を飲まなければ仕事が取れない」

とか、

「人脈を作るためには飲み会に参加せざるを得ない」

といった状況もあったのかもしれないが(それも実際はどうなのかは分析してみないとわからない)、現在では特殊な業界を除いてはないのではないかと思う。

 

キャバ嬢やホステス、ホストの中にも、お酒を飲まないでお店でNo.1でいる人も多いと聞く。

 

パパ活やギャラ飲みで稼ぐという、飲酒それ自体でお金を受け取れる人を除けば、お酒を飲むからお金が稼げる、ということはもはや言えないのではないかと思うが、どうだろう。

 

一方、お酒を飲むことで失われるお金はコロナ後も変わらないのではと思う。

  • 酒代
  • 酒を飲んでなければ頼まないであろうおつまみ達
  • お通し代(高いところだとランチ代をゆうに越えるような店もある)
  • 店をはしごしてしまったときの二軒目の飲み代
  • 締めのラーメン代
  • 終電を逃してしまった時のタクシー代

ぐらいはかわいいもの。

 

特に男性は、女の子の店に行ってしまった時が大出費。

  • ガールズバーやキャバクラやスナックに行ってしまった時のセット料金
  • 1杯1,000円以上の女の子の飲み代
  • 指名料金
  • 延長料金
  • アフターに行くことになった時のアフターの料金
  • 次回行く約束をしてしまった場合の次回料金

 

で、安くて1、2万、たくさん使ってしまう人は数万円-数十万円飛んでいくようなこともある。

 

さらには、お酒を飲んで気が大きくなってしまっておごってあげてしまった時には、人数分の飲み代・キャバクラ代がかかる。

次の日領収書を見て愕然とする人も少なくないのではないだろうか。

 

お金がなくなっていくのは、店で飲酒する料金それ自体だけではない。

 

酔っ払って酩酊状態になり、店の備品を壊してしまったり、嘔吐してしまったり、喧嘩や異性とのトラブルになってしまった場合には、慰謝料や示談金、さらにエスカレートすると弁護士費用などもかかったりもする。

 

財布や鞄をなくしてしまう、なんてことも滅多にない話ではない。

 

お酒が抜けていると思って翌日運転して飲酒運転で捕まったり、事故を起こしてしまった場合には、罰金や慰謝料その他のお金がかかる。

 

二日酔いや寝坊で仕事やバイトに予定通りに行けなかった場合には、その分給料が引かれたり減給にされたり昇進できなくなったりしてしまう可能性がある。

 

飲酒して線路に転落して電車に轢かれて、死ぬほどではないにせよ、足や腕をなくしてしまう、という事故もニュースで時々見かけるが、このような状態になった時の金銭的なダメージは計り知れない。

 

そして、酒場には自分だけが酔っ払っているわけではないので、他の酔客からの被害によってトラブルに巻き込まれ、挙句にお金を失ってしまう、ということも考えられる。

 

どのくらいの量をどのくらいの頻度で飲み、飲酒によってどのくらいの影響がその人にあるのかは人それぞれだが、お酒はお金を奪っていくものであることは間違いなさそうだ。