STOP DRINKING

禁酒やお酒の問題とその解決法について書きます。

お酒とお金3

御徒町のマルヤス酒場というところに行った。

 

中華料理の飲み屋で、下町に展開しているチェーン店だ。

 

メニューは豊富で、一般的な中華料理のメニューばりにある。

 

味もとても美味しい。

 

中国人がやっている本場の中華料理屋と比較しても、美味しい方で、しかも量も結構多め。

 

そして、何より驚くのが値段だ。

 

ほとんどの料理が378円税込。

 

麻婆豆腐も青椒肉絲も鳥の唐揚げもチャーハンも全部378円。

 

一昨日知り合いの社長に教えてもらったのだが、あまりに美味しくて昨日も行ってしまった。

 

もちろん自分はノンアルコールで。

 

おそらくお店としては、美味しくて安い中華料理でお客さんを呼び込み、味の濃さでどんどんお客さんにお酒を飲ませ、さらには食事のシメまでをこのお店で完結させて稼ぐ、という作戦だと思う。

 

だから自分としてはとてもお得に食べられる一方で、お店としては自分のようなノンアルのお客さんは来て欲しくないはずだ。

 

食事だけの場合は、1,000円で普通のお店で2,000円分の料理が食べられてお釣りがくる。

 

大満足だ。

 

でももし自分がお酒を飲んでいる頃だったらどうだったか。

 

飲み物も比較的安めで、サワーが400円。

 

だからおそらく10杯は飲んでいたと思う。

 

これで4,000円。

 

そしたらつまみはどうか。

 

378円だから調子に乗って、たくさんたくさん頼んでいたと思う。

 

食べきれなくても、10品とはいかなくても、7、8品は頼んでいたのではないか。

 

枝豆とか、ピータンとか、餃子とか。

 

さらにシメのラーメンも。

 

だから、つまみも4,000円くらいは頼んでいるはず。

 

お酒と合わせて、合計8,000円。

 

普通の居酒屋並みにかかっているが、10杯も飲めばベロベロでお腹もいっぱいで大満足だと思う。

 

同じ店でも、飲まないと1,000円で満足。

 

飲んでいると8,000円で満足。

 

いくらアメリカの物価が上がっていってると言っても、8倍は違わないと思う。

 

自分ほどではないとは思うが、飲んでいるときとそうでない時の金銭感覚の違いはみんなあるのではないか。

 

本当に無駄。できればもう一生飲みたくない。